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2013年5月23日 (木)

転職後、最初の1年にやるべきこと キンドル版発売されました!

【改訂キンドル版出版のお知らせ】

2004年に発行して以来、細ーく長ーく売れ続けてきた、「転職後、最初の一年にやるべきこと」ですが、今回、クライスアンドカンパニーの丸山貴宏社長との巻頭対談を追加して、キンドル版で新装改訂版を出版しました。250円です。ぜひこちらも読みください。

5月 23, 2013 at 09:49 午後 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2010年12月18日 (土)

おわりに

 最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
 転職が苦難の連続であることを少し強調しすぎたかもしれません。でも、本当に苦難の連続なのです。その苦難を乗り切って、新しい組織の中で確固たる地位を得ることができるようになったとき、あなたは一皮もふた皮もむけたたくましい別人に生まれ変わることができます。
 本書は、そのためのガイドとしてお使いいただければと思います。もしうまくいかないことがあれば、もう一度ページをめくってください。どこかに何がしかのヒントがあると思います。
 さて、「はじめに」にも書きましたが、さらにガイドブックのレベルを向上させていくために、皆さんと情報交換をさせていただきたく思っております。転職してこんなことに困った、ピンチになったときにも切り抜けられるこんな方法がある、そういった情報をいろいろとお寄せいただければありがたく思います。
 この件に関する連絡先は、tenshoku1@yahoo.co.jpまで。
 すべてのお便りに返事を出せるかどうかの保証はできませんが、できる限りコミュニケーションをとらせていただきたいと思っております。
 最後になりましたが、皆さんの転職生活がうまくいくことを心より願っております。

秋山進

12月 18, 2010 at 09:43 午前 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年12月15日 (水)

「好きなこと」を仕事にするために<4>

【 4.好きなことを仕事にしよう!】

 ある分野において社内外からたいへん高い評価を得ており、当人もその分野で一生やっていこうとしていた友人がいました。ところが彼は、会社から本社スタッフへの異動を言い渡され、30秒ほど考えてきっぱりと「辞めます」と意思表示をしたのです。実は会社は、彼の仕事振りを高く評価しており、その異動はいわゆる栄転だったのですが……。
 会社の論理で考えると、せっかくエリートコースに乗せてやったのに、それを無視するなんというバカなヤツだということになります。ところが、当人から見ると、その異動は、自分が極めたい領域からはずされる意味のない異動になってしまいます。
 皆さんはどちらの見方を取られますか?
 そもそも、自分が何をするかということを自分で決められない、事前に相談もされずに勝手に決められる「社員」というシステムは、私にとっては不可解なものでした。確かにそう簡単にはクビにはならないけれども、給与も休みも仕事もすべて会社の就業規則にのっとった形で、極力個別性は排除されてしまうわけです。そのために大幅なコミュニケーションコストの削減はできるかもしれませんが、その反面、主体性のない指示待ち族を多くつくり出してきたのです。
 そういった「社員」が、自分のやりたい仕事を目指して、自己主張できる場を得る、その一つの方法が転職です。新卒の場合と違い、多くの場合、職種限定採用ですから、100%希望が通るかどうかはともかくとしても、かなりの高い確率で自分のつきたい仕事につくことができます。自分のやりたい仕事があるのに、異動させてもらえないような場合には、転職という手段を通じて積極的にチャレンジをしてみるべきではないかと思います。

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12月 15, 2010 at 11:13 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月10日 (金)

「好きなこと」を仕事にするために<3>

【 3.プロの仕事人とは 】

 さて、転職をする動機の一つには、さらにレベルの高いプロの仕事人になるために、今までとは違った環境で働いてみたいというものがあります。私自身もプロと言えるかどうかまったく自信がありませんが、最終的には名実ともにプロの称号を得られるような人間になりたいと思っていろいろな職場を経験してきました。
 以前、プロ中のプロと誰もが認める『ゴルゴ13』の分析を一生懸命にやっていたことがあります。すべての単行本を読み漁り、いろいろな行動特性を抽出していたのですが、なかでも最も重要なことは、

①自分の業務範囲の明確な定義(彼の場合は「狙撃」)とその分野における完全性を求める。
②何を達成すべきなのかを明確に意識し揺るがせない。できないことは請け負わない。
③遂行に向けて想定されるすべてのシナリオを描き、その対処法を事前につくり完璧な準   
備をしておく。
④実行時にあっては、いついかなるときも自分の状況を第三者的に知覚し、冷静さをキー
プし続ける。
⑤実行時の協力者には、任務に忠実で腕のいい仕事人を選ぶ。
⑥コンディションを最善に保つ。
⑦何があってもあきらめない。

などでした。また、ゴルゴ自らが述べていることですが、細心の注意を払える「臆病さ」も重要です。
 さて、皆さんはどうでしょうか?

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12月 10, 2010 at 11:36 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月 8日 (水)

「好きなこと」を仕事にするために<2>

【 2.転職はキャリアアップになるのか 】

 採用面接の際に、一部の面接官にとって最も腹の立つ受け答えの一つは、「私はこんなふうにキャリアアップしたいので、御社で○○の業務をしたい」というものです。
 転職をする際に、自分のキャリアアップを目的の一つにすることは悪いことではないのですが、会社は学校ではありません。まず仕事で成果を出し、雇ってくれている会社に対して、いただいた報酬以上の成果を出すことが何よりも優先されます。そして、あくまで結果として自分も成長できるのだという順番を間違えてはいけません。
 しかしながら、転職を上手にすることができれば、大きなキャリアアップになります。前の会社ではできない経験を積むことができますし、新しい仕事のスキルも身につきます。もちろん、スキルレベルが高い企業に行くことで自分の力が引き上げられることもありますが、たとえ周りのスキルレベルが低かったとしても、その場合はあなたがリーダーとして周囲を引っ張っていくことになりますから、また違ったスキルが身につきます。
 仕事や組織に対する別の価値観を知ることもできますし、他の人にはない人脈も得られます。精神的にもたいへんタフになります。このように、環境を変えることで、個人は大きく成長することができるのです。
 ただ言うまでもないことですが、本当に成長できるかどうかは、本人がその環境の中でどのくらい一生懸命がんばるかにかかっています。ただ転職をしたというだけでは、何の意味もありません。企業側もある種の成功体験を持った人を欲しますので、できれば何かを成し遂げるまでがんばるほうがいいでしょう。自分にとっても自信になります。

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12月 8, 2010 at 08:14 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月 7日 (火)

「好きなこと」を仕事にするために<1>

【 1.自分の道を自分でつくっていくということ 】

 これまで新しい組織になじむための方法論をお話してきましたが、最終章では、私自身の仕事に対する考え方のようなものを、何点か述べさせていただきたいと思います。
 私が仕事を始めたのは80年代の後半です。20代の方には信じられないでしょうが、当時、「転職」のイメージはたいへん悪く、会社の未来が暗い場合や、社内での人間関係がどうしようもなくなったようなときにだけ、考えるものでした。そこで、転職雑誌がテレビコマーシャルなどを積極的に活用し、そのイメージを明るくしようと必死に努力していたものです。
 その後、折からのバブル景気で、猫の手も借りたい有名大手企業が続々と中途採用を開始し、初めて転職や転職者が社会の中で認められるようになったのです。
 それから15年あまりの月日がたちました。転職に関する社会や個人の意識は大きく変わり、各種の調査を見ても、転職そのものに抵抗感を持つ人は本当に少なくなりました。
 これはとても素晴らしいことです。それまでのように、会社が個人のキャリアをすべてコントロールするのではなく、自分で自分のキャリアを切り拓くことができる可能性が出てきたからです。しかし、別の角度から見ると、個人は選択肢を選ぶ自由を得た反面で、選択肢を選ぶのも選ばないのも自分、すなわち自分自身がいろいろなことを決めなければならない時代になったとも言えるわけです。
 転職を経験された皆さんだから理解していただけると思いますが、自分の道を選択するというのは、容易なことではありません。自分が本当にやりたいことは何なのか。自分は何に向いているか。これらを見つけるのは至難の業です。

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12月 7, 2010 at 09:44 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月 6日 (月)

入社1年まで : まとめ

【 真の成功者になるのは、これから 】

 中途採用の難関をくぐり抜け、入社直後の思わぬ試練にも耐え、ただひたすらまじめに仕事をしてきたあなた。ここまできてようやく、「転職して良かった」と思えることでしょう。
 でも、大きな仕事を達成するのはこれから。謙虚な姿勢を崩さず、真の転職成功者になるためにがんばり続けてください。

12月 6, 2010 at 06:42 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月 4日 (土)

入社1年まで : あなたはすでに転職者ではない<7>

~「転職して良かった!」 でも、まだまだよそ者?~

 会社の中で市民権を得て、部署内だけでなく社内でも実力を認められるようになったあなたは、心の底から「転職して良かった!」と思えてきたのではないでしょうか。
 本当に良かった。半年間、耐えに耐えてがんばったかいがありました。
 が、しかし……。元IBM会長のガースナーが、「最後まで自分は_外の人間_だった」と言っているように、転職してきた中途入社組が、永遠に"よそ者"扱いされる会社もいまだに多いのです。周囲の人たちは、別に中途の人を差別しようと思っているわけではなくても、生え抜きの社員と中途の間には、どうしても埋められない溝があるようです。
 私の知人で、プロ野球の巨人軍のファンがいるのですが、彼がおもしろいことを言っていました。

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12月 4, 2010 at 09:06 午前 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月30日 (火)

入社1年まで : あなたはすでに転職者ではない<6>

~チャレンジに失敗はつきもの。自分だけで解決しようとすると……~

 確かに、あなたは会社の中のことにはかなり精通してきました。ただ、すべてがわかったと思っては大きな失敗をしでかします。
 まだ知らない言葉があるはずです。まだ知らない人間関係があるはずです。なぜそのような意思決定が行われたのか、会社の価値観がわからないこともあるはずです。したがって、これらの追求を決してやめないようにしてください。その意味でも用語集、人物相関図、違和感ノートは書き続けること。

 とくに、この時期に注意しなければならないのが、対外的な業務です。これまでは、1人では不安なので、必ず誰かと一緒に出かけていたと思います。

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11月 30, 2010 at 07:19 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月29日 (月)

入社1年まで : あなたはすでに転職者ではない<5>

~あの人にアプローチ!部署を超えて動き出す~

"枠"の中だけでなく、もっと大きな提案をしようと、他の部署との接触をはかれば必然的に社内の実力者と接触する機会も増えてくるでしょう。いえ、この時期は意識して実力者との接触をはかり、顔と名前と、自分が何をしようと考えているのかを知っておいてもらうべきです。
 もっとも、これまであなたがまじめに仕事をし、小さな実績をコツコツ積み重ねて評判が上々なら、それを聞きつけて向こうから近づいてくるかもしれません。そのときは臆したり躊躇することなく、この会社で自分はどんな貢献ができるかをアピールすることです。
 実力者との出会いに関しても、最初が肝心です。実力者たちが何を考え、この先どういう方向に進もうとしているのかをあらかじめリサーチし、理解しておくこと。そしてもちろん、彼らが過去にどういうことをやってきたかも調べておきましょう。そう、社史をめいっぱい活用してください。
 私自身、初対面の人でも「秋山さんが前に書かれた本に、こんなことが書いてありましたよね」と言われると、悪い気はしません(そんなことはめったにないので……)。実力者たちだって同じで、「あのピンチのとき、○○さんがこういう案を出されたから会社は助かったんですよね」なんて言われたら大喜びです。
 歓心を買うようでイヤでしょうか? でも、事実ならお世辞でもゴマすりでもありません。単に、コミュニケーションを円滑にするテクニックの一つであり、自分がより活躍できる場を得るためにやっておいて損はありません。

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11月 29, 2010 at 08:31 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月26日 (金)

入社1年まで : コラム

~外資系企業のイメージと実態のギャップ~

 完全な実力&成果主義で、がんばれば、がんばっただけ認められ、収入もアップする……。そんな大きな夢を抱いて、外資系企業への転職を望む人は少なくないでしょう。しかし、その夢を実現するためには、大きな覚悟を二つしなければなりません。
 一つは、「上司は日本企業以上に絶対的な存在だ」という覚悟です。外資系企業は成果主義ではありますが、"ルール"にのっとった成果をあげなければ、認めてもらえません。そしてその"ルール"というのは、乱暴に言ってしまえば、「上の人間の意に沿う仕事をすること」です。
 多くの人は、外資系企業は「公平で公正」というイメージを持っているかもしれませんが、実際は「上司の指示に忠実に」が第一という、きわめて属人的な体質の企業が多数あります。
 外資系企業では、上司は部下に対して日本企業以上に生殺与奪の権限を持っていますので、部下の立場からすると「上司に逆らう、上司の期待に応えられない=不幸な未来」ということです。白鳥を見て「黒い」と言わなければいけない場面も、ひょっとするとオーナー企業より多いぐらいです。
 二つ目は、「想像以上に英語に苦しめられる」という覚悟です。外資系企業を目指すくらいですから、あなたはきっと「英語が堪能」なのでしょう。TOEICは900点ぐらい? 残念ながら、それでは外資系企業では活躍できません。
 外資系企業の場合、ポジションによって求められるTOEICの点数は違ってきます。主に日本国内のみの業務にあたる人は、そこそこの英語力でも大丈夫ですが、マネジャークラスは800点以上、ディレクタークラスになると900点以上と求人票には書いてあります。
 だったら、900点取れていれば十分じゃないか、という声が聞こえてきますが、マネジャークラスの800点、ディレクタークラスの900点というのは、あくまでも最低ラインなのです。

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11月 26, 2010 at 07:44 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)