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2010年12月 6日 (月)

入社1年まで : まとめ

【 真の成功者になるのは、これから 】

 中途採用の難関をくぐり抜け、入社直後の思わぬ試練にも耐え、ただひたすらまじめに仕事をしてきたあなた。ここまできてようやく、「転職して良かった」と思えることでしょう。
 でも、大きな仕事を達成するのはこれから。謙虚な姿勢を崩さず、真の転職成功者になるためにがんばり続けてください。

12月 6, 2010 at 06:42 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年12月 4日 (土)

入社1年まで : あなたはすでに転職者ではない<7>

~「転職して良かった!」 でも、まだまだよそ者?~

 会社の中で市民権を得て、部署内だけでなく社内でも実力を認められるようになったあなたは、心の底から「転職して良かった!」と思えてきたのではないでしょうか。
 本当に良かった。半年間、耐えに耐えてがんばったかいがありました。
 が、しかし……。元IBM会長のガースナーが、「最後まで自分は_外の人間_だった」と言っているように、転職してきた中途入社組が、永遠に"よそ者"扱いされる会社もいまだに多いのです。周囲の人たちは、別に中途の人を差別しようと思っているわけではなくても、生え抜きの社員と中途の間には、どうしても埋められない溝があるようです。
 私の知人で、プロ野球の巨人軍のファンがいるのですが、彼がおもしろいことを言っていました。

「ローズや工藤は、いくら活躍しても、僕たちにとってはいつまでも"他のチームからきた助っ人"という感じなんだよね。でも、高橋や上原、元木みたいに最初からずっと巨人軍にいる選手は無条件にかわいいんだ。いいプレーができなくても、腹が立つどころか、『どこか悪いのか? 大丈夫か?』って心配してしまう。おかしなもんだよ(笑)」
 中途は、転職先の社員にとってはまさにローズ選手や工藤選手といったところなのでしょう。となれば、中途が生え抜きの社員たちに完全に溶け込むのは無理だと思い続けたほうがいいのかもしれません。そして、周囲を「永久クライアント」と思って仕事を続けてください。
 そう考えると、周囲に甘えることなくいい仕事を続けることができるようになり、「彼、中途なのに本当にウチの人間みたいにがんばってるよね」と言われるようになり、やがては、「彼は中途らしいんだけど、もう何十年もウチにいるみたいだよな」と言われるようになるのです。
 こう言われたなら、皆さんの転職は本当に成功したと言えるのだと思います。

教えその56 : 「転職者は最後まで外様だ」  そう考えることが、真の転職成功に導く。

12月 4, 2010 at 09:06 午前 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月30日 (火)

入社1年まで : あなたはすでに転職者ではない<6>

~チャレンジに失敗はつきもの。自分だけで解決しようとすると……~

 確かに、あなたは会社の中のことにはかなり精通してきました。ただ、すべてがわかったと思っては大きな失敗をしでかします。
 まだ知らない言葉があるはずです。まだ知らない人間関係があるはずです。なぜそのような意思決定が行われたのか、会社の価値観がわからないこともあるはずです。したがって、これらの追求を決してやめないようにしてください。その意味でも用語集、人物相関図、違和感ノートは書き続けること。

 とくに、この時期に注意しなければならないのが、対外的な業務です。これまでは、1人では不安なので、必ず誰かと一緒に出かけていたと思います。

 しかし入社半年以上たてば、上司や同僚も一人前と認めてくれるようになり、自分1人で活動することも多くなります。このときに、自分の会社(自部署)の意思決定基軸や実行能力が見えていないと、お客様(別の部署)に対して、できないことを「できる」と言ってしまいかねません。あとになって「できませんでした」ということになったときのダメージはかなり大きいもので、せっかく一人前として認められたのに、再び半人前に戻される可能性すらあります。
 もちろん何の問題も起こさないに越したことはありませんが、ビジネスを意欲的にやろうという場面で少々の失敗はつきものです。
 大事なことは失敗したかもしれないと思ったときには、早めに上司に報告することです。会社には、その会社なりの問題の対処法があります。あなたがそれを知らずに、自分だけで解決しようと失敗を隠していると、問題がますます大きくなり、収拾不可能になる可能性があります。早めに報告さえしておけば、どうにか対処できるものです。

教えその55 : ミスは、自分だけでは解決できない。すぐに上司に報告せよ。

11月 30, 2010 at 07:19 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月29日 (月)

入社1年まで : あなたはすでに転職者ではない<5>

~あの人にアプローチ!部署を超えて動き出す~

"枠"の中だけでなく、もっと大きな提案をしようと、他の部署との接触をはかれば必然的に社内の実力者と接触する機会も増えてくるでしょう。いえ、この時期は意識して実力者との接触をはかり、顔と名前と、自分が何をしようと考えているのかを知っておいてもらうべきです。
 もっとも、これまであなたがまじめに仕事をし、小さな実績をコツコツ積み重ねて評判が上々なら、それを聞きつけて向こうから近づいてくるかもしれません。そのときは臆したり躊躇することなく、この会社で自分はどんな貢献ができるかをアピールすることです。
 実力者との出会いに関しても、最初が肝心です。実力者たちが何を考え、この先どういう方向に進もうとしているのかをあらかじめリサーチし、理解しておくこと。そしてもちろん、彼らが過去にどういうことをやってきたかも調べておきましょう。そう、社史をめいっぱい活用してください。
 私自身、初対面の人でも「秋山さんが前に書かれた本に、こんなことが書いてありましたよね」と言われると、悪い気はしません(そんなことはめったにないので……)。実力者たちだって同じで、「あのピンチのとき、○○さんがこういう案を出されたから会社は助かったんですよね」なんて言われたら大喜びです。
 歓心を買うようでイヤでしょうか? でも、事実ならお世辞でもゴマすりでもありません。単に、コミュニケーションを円滑にするテクニックの一つであり、自分がより活躍できる場を得るためにやっておいて損はありません。

 さて、ここで一つ気をつけたいのが「上司のやきもち」です。
 実力者たちと接触するなど、あなたが部署を超えた動きを始めると、直属の上司の心は穏やかではありません。新卒の場合は、上司も「会社からこの人間を借りている」という感覚があるようですが、中途採用の場合は自分が採用に深く関わっただけに「コイツは俺が採用を決めたんだ」と、転職者を自分の所有物のようなものだと思いこんでいるフシがあります。なので、あなたが自分の手を離れて勝手な動きをするのがイヤなのです。
 あるいは、あなたが実力者に自分の悪口を言っているのではないかと勘ぐったり、「俺を超えるかもしれない」という恐れを感じているかもしれません。すると嫉妬心がわき、意地悪をされる可能性もあります。人間、自分の座を脅かされると思ったら何をするかわかりません。実力者に対しても、上司への感謝の気持ちを伝えておくことを忘れないようにしてください。
 したがって、実力者との接続をはかると同時に、上司の顔も立てるのを忘れないこと。実力者と接触したら、上司にも「先日、○○さんと□□のお話をしました」と報告しておいたほうがいいでしょう。「○○さんが、△△さん(上司)にもよろしくとおっしゃっていました」というひと言を付け加えれば完ぺきではないでしょうか。

教えその54 : 実力者との出会いを大事にせよ。ただし、上司のやきもちに注意。

11月 29, 2010 at 08:31 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月26日 (金)

入社1年まで : コラム

~外資系企業のイメージと実態のギャップ~

 完全な実力&成果主義で、がんばれば、がんばっただけ認められ、収入もアップする……。そんな大きな夢を抱いて、外資系企業への転職を望む人は少なくないでしょう。しかし、その夢を実現するためには、大きな覚悟を二つしなければなりません。
 一つは、「上司は日本企業以上に絶対的な存在だ」という覚悟です。外資系企業は成果主義ではありますが、"ルール"にのっとった成果をあげなければ、認めてもらえません。そしてその"ルール"というのは、乱暴に言ってしまえば、「上の人間の意に沿う仕事をすること」です。
 多くの人は、外資系企業は「公平で公正」というイメージを持っているかもしれませんが、実際は「上司の指示に忠実に」が第一という、きわめて属人的な体質の企業が多数あります。
 外資系企業では、上司は部下に対して日本企業以上に生殺与奪の権限を持っていますので、部下の立場からすると「上司に逆らう、上司の期待に応えられない=不幸な未来」ということです。白鳥を見て「黒い」と言わなければいけない場面も、ひょっとするとオーナー企業より多いぐらいです。
 二つ目は、「想像以上に英語に苦しめられる」という覚悟です。外資系企業を目指すくらいですから、あなたはきっと「英語が堪能」なのでしょう。TOEICは900点ぐらい? 残念ながら、それでは外資系企業では活躍できません。
 外資系企業の場合、ポジションによって求められるTOEICの点数は違ってきます。主に日本国内のみの業務にあたる人は、そこそこの英語力でも大丈夫ですが、マネジャークラスは800点以上、ディレクタークラスになると900点以上と求人票には書いてあります。
 だったら、900点取れていれば十分じゃないか、という声が聞こえてきますが、マネジャークラスの800点、ディレクタークラスの900点というのは、あくまでも最低ラインなのです。

 外資系企業で仕事をした経験から言うと、外国人の上司や顧客を相手に自分の意志を100%伝え、逆に相手の言わんとするところを理解するには、「ほぼネイティブ」じゃないと相手に太刀打ちできないということです。
 仕事をするとなれば、ただ英語を上手に書けたり話せたりすればいいというわけではありません。幼い頃からプレゼンテーションの訓練をしてきた外国人上司の前で、自分も彼らをうならせるようなスピーチをしなければならないし、議論好きの彼らの話の中に、ぐいぐい割り込んでいかなくちゃならない。これは想像以上に大変なことで、英語でものを考えられるぐらいの脳みそでなければ、とても追いついていけません。
 外資系企業、とくにアメリカ企業では、「主張しないのは実力がないのも同じ」なので、「英語力が足りなくて、うまくプレゼンテーションができませんでした」「みなさんの英語のスピードについていけなくて、会議で発言できません」は言い訳にならず、上司には即、「実力ナシ」と見なされるのです。
 さて、あなたにはこの覚悟がありますか? 
 ただ、覚悟さえあれば、確かに外資系企業で働くことはとても魅力的です。外国人の上司はおしなべて専門能力が非常に高く、そして本当によく働きます。そんな姿には刺激されますし、実際問題として、一生懸命勉強をして必死に仕事をしないとクビになってしまいます。なので、必然的に自分の能力も急速にアップし、成長できるというわけです。

11月 26, 2010 at 07:44 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月25日 (木)

入社1年まで : あなたはすでに転職者ではない<4>

~「ウチの会社にも使えます」 言い方だけはご注意を!~

 転職先で市民権を得た今ならば、前職の業務や人脈との接続をはかってもいいでしょう。転職して半年間は前職の業務や人脈について口にするだけでも、周囲には「後ろばかり振り返っている」「そんなに恋しいなら、さっさと元の会社に戻ればいいのに」と口さがないことを言われがちですが、ここまでくればもう大丈夫です。
 むしろ、「ウチの会社に役立つ知識や人脈を引っ張ってきてくれた」「これでウチの会社にも新しい道が拓けるかもしれない」と感謝され、あなたの実力を再認識させることができるでしょう。
 前の会社の人たち、取引先だった相手、前職を通じて得た人脈、そして前職で得た知識や経験といった、いわゆる過去の財産を生かしてください。一度、自分の過去の財産を紙に書き出してみて、新しい環境の下、それらで何か仕事が組み立てられないかを考えてみてもいいかもしれません。
 ただ、先にも言いましたが、前の会社やその会社の業務が「一番いい」というような言い方は避ける必要があります。「前職ではこういうやり方をしていましたが、ウチの会社にも応用できないでしょうか」とか、「私の人脈が、この部分で役に立つと思うのですが」など、転職先の社長や上司の顔をつぶさないような言い方をしてください。

 自分自身の仕事だけでなく先輩や同僚の仕事に対しても、自分の財産の中でもし役に立ちそうなものがあれば、積極的にプレゼントしましょう。社内ネットワークをつくるために、「自ら他の人との接続点となるようにする」のと同じことです。
恩義を売るわけではありませんが、自ら動くことによって人間関係がよりスムーズになり、仕事もしやすくなるはずです。もし、先輩や同僚の人脈や知識も紹介してもらえれば、自分の財産も増えていくことでしょう。

教えその53 : いよいよ前職の業務、人脈との接続をはかれ。

11月 25, 2010 at 08:28 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月23日 (火)

入社1年まで : あなたはすでに転職者ではない<3>

~「そんなに簡単じゃない!」横槍の入らない改革はない~

 会社の既存の価値観や常識を破るような意見や提案をすると、必ずと言っていいほど「そんなに簡単なものじゃない」「キミは素人だから、そんなことが言えるんだ」と横槍を入れてくる人がいるものです。
 先ほどは成功例でしたので、今度は失敗例をご紹介しましょう。

 どう考えても動きそうにない在庫の山がある会社がありました。銀行の不良債権分類よろしく、不良在庫、要注意在庫、健全な在庫と3段階に分けて管理していました。
 しかし、思ったより不良在庫の金額が少ないのです。ヒアリングをしてみると、「要注意在庫は、そのまま定価で売れる商品ではないが、評価減をして販売価格を安くしたうえで、他の商品とセット販売(注:抱き合わせ販売ではありません)すればまだ売れる商品だから不良在庫ではない」というのです。
 その際の私の仕事は、会社の状況をしっかりと把握することでしたので、不良在庫と要注意在庫の違いを知るために、要注意在庫のシリアルナンバーを調べ、どの倉庫にあるのかを調べました。すると、非常に辺鄙な場所にある倉庫に不良在庫と一緒に眠っていました。とても売れていそうな気配はありません。
 営業部長に聞いても、在庫担当部長に聞いても、「そんなに簡単に不良在庫になるわけじゃない」「キミは素人だから、そんなことが言えるんだ」「営業部からの引き合いも実際にこんなにある」と言います。
 私は二の句がつげず、その場は押し切られてしまいました。
 しかし、私は冷静にこう言うべきでした。

「私は素人で、確かに理解が足りないと思います。なので、まず要注意在庫から不良在庫になる社内的なメカニズムを教えていただけますでしょうか? それから営業部からの引き合いというのは、どのようなプロセスで指示がくるのでしょうか?」
 あとでわかったのですが、営業部長と在庫担当部長は、経営陣から売れ残りを指摘されるのを恐れて、ちょっとしたからくりを仕組んでいたのです。今考えても、あのときもう少し冷静に話を聞くことができれば、もっと早く問題を解決できていたのに、と悔やまれます。
 私の経験則から言えば、相手が「そんなに簡単なものじゃない」「キミは素人だから、そんなことが言えるんだ」などと言う場合は、結構相手の痛いところを突いている可能性が高いと思います。
 大事なことは、意見や提案をしたときに上司に何か言われても、ひるんだりカッカしたりしないこと。あくまでも冷静に、ていねいな言い方で、本当にいい仕事がしたいから聞いているんだというスタンスを崩さないでください。

教えその52 : 周囲の抵抗に屈するな。冷静に話をすれば道は開ける。

11月 23, 2010 at 06:07 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月20日 (土)

入社1年まで : あなたはすでに転職者ではない<2>

~会社のイノベーションの源  「違和感メモ」が威力を発揮!~

 さて自分らしさフェイズでは、これまでとは違う価値観を提示し、ときには常識を超えるような提案をしてみましょう。このときに活躍するのが、会社に対する疑問や不満をずっと書きためてきた「違和感メモ」です。
 なぜ自分が違和感を持ったのか、その理由はすでにわかっていると思います。その理由に対して実現可能な解決案を提案すれば、会社にとってのブレイクスルーとなる可能性があります。そうなれば、あなたは一躍_時の人_です。
 実例をあげましょう。私は、ある会社のサービスにたいへん違和感を持っていました。サービス業であるにも関わらず、休みの日は営業しないうえに、平日も5時になったらすべての業務を停止してしまうのです。そんなことはありえないと思った私は「違和感メモ」に書きとめて、なぜそんな営業時間になっているのかを理解しようとしました。
 周囲からいろいろと教えを請うと、「お客様は、自分の会社の業務の一つとしてこのサービスを利用するので、5時に終わらないと残業となり、かえって嫌がるお客さんが多い」という答えが返ってきました。それを聞いたときには、確かにそれなりの合理性がある答えのような気がしました。
 しかし、どうしても納得できず、経理に頼んで、会社への請求と個人への請求の比率を調べてもらいました。すると確かに、5年前には、ほぼ100%が会社への請求でした。ところが、直近1年間のデータを見ると、約30%が個人への請求になっていたのです。
 さらに、実際にサービスを受けているお客様の声やインターネット上の書き込みを丁寧に調べてみると、会社の営業時間に対する不満が大きいことがわかりました。個人は、平日にしかサービスを受けられないので、このサービスを受けるためには、わざわざ会社を休まなければならなかったからです。

 5年前の市場では正しかった営業時間も、時代の変化に合わせて変えなければならないのに、対応できていなかったというわけです。
 しかし、たいへんだったのはむしろこのあとでした。個人客を相手にするなら、夜も、休みの日も、当然営業しなければなりません。そうなると、シフト制も導入しなければなりませんし、以前につくられた就業規則も人事制度も全部つくり直さなくてはなりません。社内には拒否反応も当然あります。
 しかし、一方で必ず「チャンスがあれば、新しいことをやってみたい」という人も社内にはいます。「個人客にもきちんとしたサービスを!」に共感してくれた社員も数多くいました。そして、たいへん意欲的な社員たちの努力によって、半年後には、平日のサービスは夜8時まで対応、休みの日にも営業するようになりました。この結果、市場シェアを大きく好転させることができたのです。
 これらの変革は、以前からいろいろ教わっていたメンターに、誰に、どういうタイミングで提案を行うのがいいのか、どの会議で発表するのが最も有効かなどを相談しながら進めました。
 自分の話が長くなってしまったのですが、皆さんにもぜひこんな体験をしてもらえたらと思います。なぜなら、こうした変革は外からきた人だからこそ、できることだからです。

教えその51 : 違和感メモを使え。 イノベーションの源となる。

11月 20, 2010 at 01:44 午後 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年11月16日 (火)

入社1年まで : あなたはすでに転職者ではない<1>

~ついに転職者卒業!?  同化フェイズから自分らしさフェイズへ~

 入社以来、半年間もの長い間、配属された部署の_枠_の中でよく耐えてこられました。つらいことも多かったと思います。しかし、これまでの努力の結果、かなり普通に「ウチの会社」と言えるようになったのではありませんか? また、社内用語に悩まされることもなくなってきているでしょう。トップマネジメントの意思決定にも、違和感を持たなくなっていると思います。
 ここまで転職先の会社に同化できれば、もう若葉マークをはずすことができます。あなたは、もう転職者ではありません
 
 さて、そういうあなたの次なるフェイズは、自分らしい仕事を始めるというフェイズです。自分のカラーや個性を出して、少しずつではありますが、大き目の提案をしかけてもいい状況になってきているのです。
 というのも、当人は自覚していないかもしれませんが、この半年間、ひたすら会社のものの考え方や仕事の進め方を学んだおかげで、あなたはすでにたいへん大きなビジネス上の資産を持っているのです。
 まず、あなたには複数の思考回路があります。前の会社のものと、新しい会社のもの。そしてそれらを融合させて新しいものを生み出す可能性があります。アイデアというものは、既存の要素と既存の要素の組み合わせですから、一つのものでは「組み合わせる」ことは不可能です。しかし、二つあるとそれらの組み合わせをつくり出すことが可能になります。あなたには、その会社の困難な状況を、ハイブリッドなアイデアを生み出すことで救える可能性があるのです。
 さらに、上司や同僚にはない別の人脈もあります。何かを一緒にやろうという話を持ちかけられる信頼できる人物が外部にいることは、会社の生え抜きの人にはない大きなビジネス資産です。

 そして、あなたには他の人にはない辛抱強さが備わっています。この半年の苦労を考えれば、ビジネスでお客さんから一度や二度、拒否されるくらいどうということもありません。ちょっと大きなビジネスを狙うには、かなりの辛抱が必要ですが、その力もすでに蓄えているのです。
 これだけの資産を持っているのですから、自信を持っていろいろなことにチャレンジしてみましょう。
 そのときに思い出して欲しいのは、転職を決めたときの気持ちです。あなたは、この会社で何かをしたくて入社されたはずです。日々の業務のあわただしさと、学習しなければならないことの多さの中で、その気持ちは半年の間、どこかに封印されてきたかもしれませんが、ここでそれを改めて思い出していただきたいのです。
 その気持ちに忠実に、これからの会社生活を送っていこうではありませんか!

教えその50 : 自分らしさフェイズに入る前に、この会社で何をしたかったのかを思い出せ。

11月 16, 2010 at 07:57 午後 | | コメント (0) | トラックバック (1)