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2010年11月26日 (金)

入社1年まで : コラム

~外資系企業のイメージと実態のギャップ~

 完全な実力&成果主義で、がんばれば、がんばっただけ認められ、収入もアップする……。そんな大きな夢を抱いて、外資系企業への転職を望む人は少なくないでしょう。しかし、その夢を実現するためには、大きな覚悟を二つしなければなりません。
 一つは、「上司は日本企業以上に絶対的な存在だ」という覚悟です。外資系企業は成果主義ではありますが、"ルール"にのっとった成果をあげなければ、認めてもらえません。そしてその"ルール"というのは、乱暴に言ってしまえば、「上の人間の意に沿う仕事をすること」です。
 多くの人は、外資系企業は「公平で公正」というイメージを持っているかもしれませんが、実際は「上司の指示に忠実に」が第一という、きわめて属人的な体質の企業が多数あります。
 外資系企業では、上司は部下に対して日本企業以上に生殺与奪の権限を持っていますので、部下の立場からすると「上司に逆らう、上司の期待に応えられない=不幸な未来」ということです。白鳥を見て「黒い」と言わなければいけない場面も、ひょっとするとオーナー企業より多いぐらいです。
 二つ目は、「想像以上に英語に苦しめられる」という覚悟です。外資系企業を目指すくらいですから、あなたはきっと「英語が堪能」なのでしょう。TOEICは900点ぐらい? 残念ながら、それでは外資系企業では活躍できません。
 外資系企業の場合、ポジションによって求められるTOEICの点数は違ってきます。主に日本国内のみの業務にあたる人は、そこそこの英語力でも大丈夫ですが、マネジャークラスは800点以上、ディレクタークラスになると900点以上と求人票には書いてあります。
 だったら、900点取れていれば十分じゃないか、という声が聞こえてきますが、マネジャークラスの800点、ディレクタークラスの900点というのは、あくまでも最低ラインなのです。

 外資系企業で仕事をした経験から言うと、外国人の上司や顧客を相手に自分の意志を100%伝え、逆に相手の言わんとするところを理解するには、「ほぼネイティブ」じゃないと相手に太刀打ちできないということです。
 仕事をするとなれば、ただ英語を上手に書けたり話せたりすればいいというわけではありません。幼い頃からプレゼンテーションの訓練をしてきた外国人上司の前で、自分も彼らをうならせるようなスピーチをしなければならないし、議論好きの彼らの話の中に、ぐいぐい割り込んでいかなくちゃならない。これは想像以上に大変なことで、英語でものを考えられるぐらいの脳みそでなければ、とても追いついていけません。
 外資系企業、とくにアメリカ企業では、「主張しないのは実力がないのも同じ」なので、「英語力が足りなくて、うまくプレゼンテーションができませんでした」「みなさんの英語のスピードについていけなくて、会議で発言できません」は言い訳にならず、上司には即、「実力ナシ」と見なされるのです。
 さて、あなたにはこの覚悟がありますか? 
 ただ、覚悟さえあれば、確かに外資系企業で働くことはとても魅力的です。外国人の上司はおしなべて専門能力が非常に高く、そして本当によく働きます。そんな姿には刺激されますし、実際問題として、一生懸命勉強をして必死に仕事をしないとクビになってしまいます。なので、必然的に自分の能力も急速にアップし、成長できるというわけです。

11月 26, 2010 at 07:44 午後 |

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