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2010年12月 8日 (水)

「好きなこと」を仕事にするために<2>

【 2.転職はキャリアアップになるのか 】

 採用面接の際に、一部の面接官にとって最も腹の立つ受け答えの一つは、「私はこんなふうにキャリアアップしたいので、御社で○○の業務をしたい」というものです。
 転職をする際に、自分のキャリアアップを目的の一つにすることは悪いことではないのですが、会社は学校ではありません。まず仕事で成果を出し、雇ってくれている会社に対して、いただいた報酬以上の成果を出すことが何よりも優先されます。そして、あくまで結果として自分も成長できるのだという順番を間違えてはいけません。
 しかしながら、転職を上手にすることができれば、大きなキャリアアップになります。前の会社ではできない経験を積むことができますし、新しい仕事のスキルも身につきます。もちろん、スキルレベルが高い企業に行くことで自分の力が引き上げられることもありますが、たとえ周りのスキルレベルが低かったとしても、その場合はあなたがリーダーとして周囲を引っ張っていくことになりますから、また違ったスキルが身につきます。
 仕事や組織に対する別の価値観を知ることもできますし、他の人にはない人脈も得られます。精神的にもたいへんタフになります。このように、環境を変えることで、個人は大きく成長することができるのです。
 ただ言うまでもないことですが、本当に成長できるかどうかは、本人がその環境の中でどのくらい一生懸命がんばるかにかかっています。ただ転職をしたというだけでは、何の意味もありません。企業側もある種の成功体験を持った人を欲しますので、できれば何かを成し遂げるまでがんばるほうがいいでしょう。自分にとっても自信になります。

 注意しておいたほうがいいこともあります。現在の人材市場においては、過去の終身雇用の時代をまだ引きずっているからでしょうか、転職は3社目まで、または4社目までという企業が圧倒的に多いようです。
 一般に言われる「転職グセ」で、少し気に入らないことがあれば、すぐに転職してしまう「こらえ性がない人」ととらえられるからです。実際には、プロジェクト単位(すなわち2~3年)で仕事をきちんと終わらせて次に進んでいくようなレベルの高い方であっても、会社を移り変わっていくことに対しての抵抗感はまだまだ強い(というか、そういう働き方があることを多くの会社の人事の方は知らない)ので、転職の回数が多いと、人材市場においては相当に不利な状況になることを覚悟しておいたほうがいいでしょう。スキルアップしたからといって、必ずしもいい仕事が得られるとも限らないのです。
 ただ、世間の状況はどうあれ、自分がやりたいことができる機会があるのなら、チャレンジする姿勢を持ち続けてもいいのではないでしょうか。わかる人には必ず理解してもらえますから。

12月 8, 2010 at 08:14 午後 |

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